税理士に確定申告についてガチの本音を聞いてみた

2018年1月5日

本気で嫌だけど絶対に一年に一度やってくる確定申告!

自分でやっているもののどこまで仕上げる必要があるのか分からないって人、そんな人のために大手税理士事務所の代表税理士を行っている友人に確定申告についての裏話を聞いてみました。

ガチの本音なので結構衝撃の内容です。

zeirishi

 

 

無申告だとダメなの?税理士ガチの本音回答!

Q1 「俺とか収入ほぼ0だけど申告しないといけないの?」

基本的な考え方は所得(利益)が38万円以下の場合は無申告でOK!

税理士「少し超えたくらいだったら無申告でもいいよ。肩書は無職になっちゃうけど。もし調査こられても税金発生しないからリスクないじゃん!笑」
※以後小さい赤文字が税理士の本音ですが個人の意見なので一切責任はとれません。笑

 

Q2 調査に入られる人はどんな事業、どのくらい来るの?

3年以上事業や副業を行っている人で、1年間の売上高が1,000万円を超えている人に入りやすい。

最近だと建設業や保険外交員の調査がかなり多いイメージかな。

調査に来る確率はなんとも言えないが、毎年200人の個人事業主の確定申告を行って1~5人くらい調査に来ている。

税理士に頼んでいない事業者の場合はもう少し調査リスクが高いかもね。

税理士「売上高が1,000万円超えない事業者の調査はここ10年一度も来ていない!1,000万円以下だと消費税の納税義務がないからね、どうせだったら所得税と消費税の両方取れる調査に行くでしょ。」
※税理士がきっちりと申告している場合に限るそうです。ある程度規模があるくせに無申告は論外、すぐ調査きます。

 

Q3 調査って何をするの?

通常の調査は過去3年分の確定申告書の内容を、請求書、領収書、通帳等の根拠資料を基にチェックしていく。個人事業主の場合は2、3日で終わることが多い。

税理士「法人の調査と違って個人事業主の調査は基本「売上」「原価」あとは経費の中で目立つ科目だけ。細かい消耗品費とかのレシートの内容を一つ一つ見ることは基本的にない。」

 

Q4 売上を誤魔化しても良い?

売上を誤魔化すのは絶対にダメ!税務署はそんなに甘くない。

通帳に入金があれば一発でバレる。対事業者の申告からバレる。建設業であれば資材や人の動きでバレる。美容院は予約表からバレる。税務署はプロなので、その業種の見どころを知っている。そしてバレた時は罰金もついてくるので絶対に止めておけ。

税理士「飲食のようにバレにくい業種があるのもあるが、どこかで矛盾が生じてバレちゃうので売上は漏れることなく申告した方が良い。」

 

Q5 架空の経費はダメ?

売上と同じで架空の経費もすぐにバレる。特に架空人件費は一発でバレるので絶対にダメ。重い罰金、税務署に目を付けられるといったデメリットしかない。

税理士「プライベート使用の領収書が多少混ざっているくらいなら以後注意くらいで終わることが多い。」

 

Q6 そもそも事業とプライベートの区分はどうする?

明確な区分なんてないので、自分でルールを作って第三者に証明できるようにしよう。

携帯代、ガソリン、自宅兼事務所の家賃や水道光熱費などは事業とプライベート使用割合を算出して事業用のみ経費にすべき。

税理士「調査で指摘を受けるまでは全部事業用経費にぶち込んで、指摘されたら、知りませんでした。以後気を付けます。でも良いと思う。」(交際費が数百万とかはダメ!常識の範囲で)

 

Q7 個人事業の節税は?

個人事業は節税の幅が狭いけど、以下の二つはおすすめ。

  • ふるさと納税
  • 小規模企業共済

簡単に分かりやすく説明すると。

ふるさと納税・・・好きな物品をネットで購入して、購入した金額から2,000円引いた金額だけ税金が安くなる制度。結果自己負担2,000円で色々と購入できる。しかも超簡単!

※利用限度額があるので調べて見てください。

 

小規模企業共済・・・個人事業主の退職金作り。掛けた金額だけ経費になる最強節税。月7万円まで掛けることが可能。資金繰りが厳しい人以外は全員やるべき。

税理士「この二つの制度は超簡単で効果絶大なので絶対にやった方が良い。」

 

Q8 確定申告をする上でのコツは?

売上など誤魔化さないことは絶対だけど大切なのはミスをしないこと。

エクセルで申告を作っている人が結構いるけど、絶対に会計ソフトを導入した方が良い。

簿記の知識なしで青色申告で確定申告が作成できるし、ミスが減って時間も短縮できる。

会計ソフトはfreee、マネーフォワード、弥生会計と様々だけど慣れてしまえばどこを使っても同じ。無料お試しがあるので使ってみれば良いと思う。


税理士「小さい個人事業主だったら税理士に頼むより自分で会計ソフト使って申告した方が良いと思う。数字もよくわかるし、何より馬鹿正直に申告する必要がなくなる。税理士に依頼すると頼まれたからには責任があるので、完璧に仕上げるしかないので・・・」

 

Q9 確定申告と銀行借入(融資)の関係は?

融資(住宅ローン含む)を受けたければある程度良い数字の確定申告書を作り返済能力があることを証明しましょう。

銀行借入の審査は一般的に、過去3年分の確定申告書、預金残高(見せ金NG)、面談態度、事業実績などを総合して、貸しても良いかを判断されます。

税理士「銀行や日本政策金融公庫(国金)と深い繋がりがあり、ノウハウのある私のような税理士が顧問になれば融資を受ける確率は何倍にも跳ね上がる!」
※かなり自慢されましたが、知識のない人が突然銀行に行っても融資が下りにくいのは本当らしい。

 

Q10 法人成りのタイミングは?

法人成りのメリット、デメリットは人によって全く違うので税理士に相談した方が絶対によい。

以下に該当する人は考えてみても良いかもしれない。

  • 売上1,000万円を越えて消費税の課税事業者になっている
  • 所得が500万円を越えている
  • 夫婦で個人事業を経営している(青色専従者がいる)
  • 社会的信頼が欲しい
  • 社会保険に入りたい

税理士「先ほど紹介したfreeeという会計ソフトでも簡単に法人設立ができるよ。ただ最初は報酬を払ってでも税理士に相談した方が知って得することが多い。

 

税理士に確定申告を色々と質問した結果

悲しいことに収入がほぼ0円の私は申告する必要が一切なかった。

 

また、税理士はこのような事を言っていた。

「あまり稼いでいない個人事業主は自分で申告しろ!!」

理由はこうだ。

稼げない個人事業主 = だらしないのにセコイ

申告資料が揃っていないので普段以上に時間がかかるのに規模が小さいので報酬が安い。

それにも関わらず注文を付けてくる小さなクソみたいな王様が多いようだ。

ほとんど調査に来ないし、来ても所得がないので税金リスクもないので該当者は自分で申告しましょう。